▼歴史にふれるとき、もしも偉人の一生が違っていたら、その後の世の中はどう変わったか、想像してみるのも面白い。
▼例えば、今年のNHK大河ドラマは「豊臣兄弟!」だが、仮に「本能寺の変」が起こらず織田信長が生き延びていたら、秀吉の天下統一はなく江戸時代もなかった可能性がある。日本史のみならず世界史にも大きな影響を与えたかもしれない。
▼そんな"もしも"は現代史にも当てはまる。米国のトランプ大統領もその一人。昨年1月の第2次政権発足以降、一方的な関税発動や国際機関からの離脱など自国が主導して築き上げてきた戦後の国際秩序を無視し、欧州との相互不干渉や西半球での覇権拡大を図る"ドンロー主義"に突き進む。
▼トランプ政権の対応は米国内の分断・対立も深めている。一方、トランプ氏を再び大統領に選んだのも米国民だ。高市早苗首相は衆議院を解散し、2月8日の投開票へ465議席を争う選挙戦が始まった。国民一人一人の投票行動は歴史を動かす力がある。時代の傍観者になるのではなく、その一票を投じて次代をつくろう。










