農林水産省は7月28日、「米穀の需要及び価格の安定に関する基本指針」を食料・農業・農村政策審議会食糧部会で示し、了承された。2025年7月から1年間の需要実績は過去最少の683万トンとなった。結果、26年6月末在庫量は04年以降で最大の243万トンに達した。さらに6月末時点の26年産作付け意向を反映すると、27年産6月末在庫量は最大281万トンに積み増される見通しだ。需給緩和で米価下落の懸念が強まる一方で、中東情勢の不安定化などから生産コストは増えている。需給の安定化と適正な価格形成の実現に向け、政府には安心して米生産を続けられる環境整備が求められる。
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