農林水産省は7日、2025年度のカロリー(供給熱量)ベースの食料自給率が前年度比1ポイント低下し、37%となったと発表した。主食用米や野菜の消費量減少が要因で、5年ぶりに低下した。一方で生産額ベースは2ポイント増の66%となり、過去最低を記録した22年度(58%)以降、3年連続で増加した。米や鶏卵の国内価格上昇が寄与した。食料・農業・農村基本計画では、30年度目標をカロリーベースで45%、生産額ベースで69%と設定する。特にほぼ100%を自給できる米の需給と価格安定が自給率向上に欠かせない。世界の食料生産・供給リスクが高まる中、来年度からの新たな水田政策をはじめ、食料安全保障を確保し、自給率向上へ実効性ある対策が求められる。
(2面・総合)










