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防風林「大きくなる地球温暖化の足音。早急・加速度的な対策が必要【2026年9月1週号】」

 ▼世界の平均海面水温が最高を 更新した。欧州連合(EU)の 気象情報機関によると、8月2 2日に21.1度を観測、統計史上最も高かった2024年3月の21.09度を上回った。
 ▼南米ペルー沖で海面水温が高くなるエルニーニョ現象の発生が主要因とされる。国際機関などが世界の気象に大きな影響を及ぼすと警鐘を鳴らす中、欧州での猛烈な熱波など現下の異常気象が海水温をさらに上昇させ、次なる災害を生む。そんな悪循環も懸念されている。
 ▼日本でも今夏は最高気温40度超えの「酷暑日」が初の2桁台に突入、台風15号は観測史上初めて茨城県に上陸し西に進んだ。さらに深刻な渇水に苦しむ地域がある一方、千葉県や石川県、富山県ではわずか数時間で日常を一変させる豪雨が発生。異常が通常のように続いている。
 ▼"地球沸騰化"の足音が確実に大きくなる中、国際社会は最大限の対策に早急・加速度的に取り組む必要がある。ウクライナ侵攻から4年半、イランへの攻撃開始から半年が経った。大国が自国の利権のためにドンパチに明け暮れている場合ではない。