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防風林「上がる夏にどうなる円の価値、米の価格、政権の支持率【2026年8月1週号】」

 ▼気温に物価、コストに長期金利など、何かと"上がる"話題が多い今夏。ただ、下がっているモノにも目を向けてみる。
 ▼例えば、円の価値。東京外国為替市場の円相場は1ドル=163円台を付けた。約40年ぶりの円安ドル高水準で、特に1年前は140円台だったことを踏まえると、物価押し上げ要因の一つが改めて浮き彫りになる。さらに国際情勢の混迷を前に、日本の購買力の先行きが不安になる。
 ▼米の値下げも鮮明になっている。物価高に苦しむ家計には恩恵だが、コスト割れとなれば、米作りは続けられない。近い将来、供給不足で"米騒動"が再来する恐れがある。現下の需給緩和は昨年、市場に大量放出された政府備蓄米の影響も大きい。高市政権の対応に注目が集まる。
 ▼そんな政権の支持率が急落している。「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と訴えた首相への大きな期待は、失望に変わりつつあるとの指摘も。国民の負託に応える成果を上げられるか。それとも支持をさらに下げるか。高市内閣は正念場を迎える。

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