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防風林「災害は忘れる間もなくくる時代。備えと支えがより大切に【2026年9月3週号】」

 ▼30センチ物差しで机上のモノの高さを測ってみる。B5判の月刊誌は25.7センチ、A4判の本は29.7センチ、2リットル入りのペットボトルは少し大きく31センチ程度か。一般的な水田の畔〈あぜ〉の高さも約30センチとされる。
 ▼猛暑の夏から一転、わずか1日でこれら全てが水に沈むレベルの記録的な大雨が多発し、各地で大きな被害が発生している。300ミリの降水量がそのままたまると水深は30センチになるが「令和8年8月千葉豪雨」では、千葉市で24時間雨量360ミリを観測。8月27日以降は石川県・富山県・福井県で同300ミリを上回った。9月も5日に鹿児島県・屋久島町で同450ミリを超え、7日には伊豆諸島の大島で同580ミリに達した。さらに8日は愛知県と岐阜県で1時間に約100ミリの猛烈な雨が降った。
 ▼農地の冠水など農業被害も相次ぐ。長雨に苦しむ地域も増えており、収穫の秋を前に農家の心中は察するに余りある。NOSAIでは被災農家の営農の継続・早期再開を後押しするため、農業保険の機能発揮に全力を挙げている。被災地の農作物をより多く消費して生産現場を応援したい。
 ▼台風シーズンはまだ続く。また熊本地震をはじめ大きな地震が多発している。「災害は忘れたころにやってくる」はもはや過去。今は「災害は忘れる間もなく次々にやってくる」時代へと変容してしまった。"備え"と"支え"がより大切になる。

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