

▼できれば聞きたくない。でも あの音が鳴った際の対応をいま一度、確認したい。6月26日夜、山梨県で震度6弱の地震が発生。東京都内でも緊急地震速報の警告音が一斉に響いた。前日には青森県でも震度6強を観測。地震大国を改めて痛感する。
▼2026年版防災白書は「国難級の地震・津波」を特集している。特に巨大地震発生時には「人的・物的資源が不足するなど、非常に厳しい状況となり得る」とし、国民一人一人に飲食料品の備蓄や避難経路の確認などを呼びかける。そして"あの音"が聞こえたら(1)自宅では机の下などに隠れる(2)店舗などではカバンなどで頭を保護③屋外ではブロック塀などから離れる──などの対応を明記。日頃の備えが重要と訴える。
▼一方で、災害時に出回る偽情報には注意が必要だ。今回も交流サイト(SNS)などで「富士山が噴火する」といったデマが溢れており、不安につけ込む悪徳業者が増える恐れもある。自身はもちろん、大切な人を守るために正しい情報に基づき冷静に落ち着いて行動せねば。