明日の経営と暮らしに役立つ農業共済新聞
2026年4月3週号(2026.4.16更新)
酪農維持へ仲間と前進 熊本地震から10年(1面)
〈写真:復旧した牛舎でロボット搾乳を説明する山田政晴代表〉
2016年の「熊本地震」から10年。「仲間たちで酪農を続けることが村に活気を生む」と振り返るのは、熊本県西原村で酪農を営む有限会社山田牧場の山田政晴代表(76)だ。村内酪農家5戸が所属する西阿蘇酪農業協同組合の組合長として、酪農経営の多くが牛舎倒壊など被害を受けた中、離農者を出さない経営再建を先導してきた。飼料・資材費高騰で酪農の経営環境が厳しいものの、観光や体験受け入れなどを通じて消費者の理解醸成に努め、産地を将来につなごうと尽力している。